初心者が知らないと損するポジポジという病  

FXを始めるとポジポジ病って病気を聞くと思います。
この病気は本当になかなか治らないです。
 
ポジポジ病というのは、ルール外でチャンスでも何でもないのにエントリーを繰り返してしまうことです。
そもそもルールがない人は論外ですが、デイトレードの人がスキャルピングのようにトレードしてしまったり……
 
FXやトレードではエントリーを厳選しないといけないとよく言われます。
本当にその通りです。
 
多くの人が勘違いしていますが億を稼ぐ人でも、スーパートレーダーでも闇雲にエントリーしておるのではなく、厳選というか、自分のルール以外ではエントリーしません。
 
テレビ等で映っているのはトレードしている時だけなので勘違いするかもしれませんが、ルール以外でエントリーして最終的に生き残ってるのは一人もいません。
 
チャンスの時ですら負ける時もあるFX
チャンスでも何でもない、感情や本能のまま取引して勝てるわけがありません。
 
FXをやってない人や初心者の方からすると、いやそんなのルール通りにしてエントリーしなきゃいいだけだよって思うかもしれませんが、このポジポジ病はメカニズムを知って、考え方やメンタルがしっかりしていないと誰でも陥ります。
 
 
まず、ポジポジ病の原因ですが色々ありますが、1番の原因は
 
・長期的に考え、週トータル+、月トータル+にしないといけないのに、短期思考で1日単位1トレード単位で+にしたがる
人間はそもそも長期的に考えるのが苦手というか無理らしい。
600万年間も狩猟採集民だった時はシェアリングシステムがあったし、獲物を保存するのができなかったので、長期的に考えるのが逆にリスクがあった。
 
狩猟採集民の600万年間と長期的に考えることが重要になった現代と比べるとはるかに現代は短いです。数百年しか生きてきていない現代人は、物事を長期的に考えるのが難しいのです。
 
最高の体調という本にはアフリカ人は「未来」という概念がなく、物事を長期的に考えられないということが書いてあった。
 
ということは、そもそも長期的に考えることが必須の投資やトレードでは人間には向いていないということです。
 
ではどうするのか?
 
短期的思考、狩猟採集民の時代の脳、要は爬虫類脳を満足させないといけない。
方法に関してはここで書くと相当長くなるので割愛しますが、
 
短期的な思考から長期的に思考する習慣は
例えば人間関係でも鍛えられます。
 
ポジポジ病の人は往々にして人間関係でも1回のやりとりでフェアでありたいと思います。
なのでちょっと嫌なことがあるとすぐに反応してしまいます。
 
長期的に考えれば、その言動はマイナスだと分かっているのにそのやりとりでフェアでありたいと思うので、そこで怒ったり、感情的になったり、後で後悔することになることが多いです。
 
まずはチャートの中だけではなく、普段の習慣から治していかないと、チャートを開いた時だけやろうとしても人間できないものです。
最初はチャートの中だけだと思って頑張ってみても、意思力が減っていたり、疲れていたり、嫌なことがあってむしゃくしゃした時などに、資金が上がり、ロットが上がると我慢できなくなってメルトダウンを起こしまいます
 
普段から1回のやり取りでフェアでありたいという思考がなければ、トレードする時も意思力を使わずにすんなりできるようになります。
 
まず、そのようなことはら始めてみましょう。
 
 
 
 
 

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