練習の法則 42のルール

「成功する練習の法則」↓
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僕たちは何十年とシャンプーをしているがちっとも上達しません。

本当はもっといいシャンプーの仕方があるかもしれないが、知らないで死ぬ確立が高い。

単なる繰り返しでは上達しない、必要なのは本物の練習です。
マイケルジョーダンが「毎日八時間シュートの練習はできる、ただ間違ったやり方で練習すれば、間違ったやり方が上手くなるだけだ」と言ったように必要なのは繰り返しじゃなく、本物の練習です。

FXにも正しい練習が必要です。

FXは練習しなくても良いみたいな風潮があるみたいですが…

始めたての初心者でも、何十年と経験がある億を稼いでいる人と同じ舞台に立てます。
そう考えると恐ろしい環境です。

そして、その人たちに追いつくただ一つの方法は練習です。
YouTubeで他の人のトレードを見ることではありませんし、
手法の情報商材を買いまくることでもありせん。

このブログのタイトルにもなっている、「練習の法則」という本では、
「練習というのは単純で繰り返しでつまらなくて悪のイメージがあるが
練習というのは強力ではあるが単純ではない」と書いてあります。

そして上達することが重要。

私が感銘を受けた本、「習得への情熱」にも書いてあったのですが、
基本原理は同じで無意識にできるようになるまで繰り返すことが大切です。

「習得への情熱チェスから武術へ――上達するための、僕の意識的学習法」↓
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1 手本
2 準備
3 練習
4 フィードバック
5 フォローアップ

で成り立っている

 

「おいおい、練習だけじゃないのかよ、練習だけでもやりたくないのに」と思った皆さん。

そうなんです。成功するのはどの分野でも大変なんです。
だから成功している人が世の中少ないのです。

 

【手本】
まずは手本となるメンターを見つける。

そいつをそっくりマネするだけで良いです。

殆どの人は先人の知恵を正しく理解する前に、自分の解釈でオリジナルにやってしまいがちです。

 

余計なオリジナルや独自性はいりません。

小さい頃僕たちは親や周りの人をマネして育ちますよね?
それと同じように、最初は真似をしていくことが大切です。

守破離という言葉がありますが、
まずは、そのまままねする。
そして、壊していって。
最後に、離れてオリジナルに行く。

 

特にFXや投資で自分の解釈でやってしまったら最低で
精神的に楽な方に進んでいってしまうので、それでは稼げるはずがないんです。

大事なのはプロセスです。

一瞬で何億と稼いでいる人を見ると、自分も!と思ってしまいますが、
その人がそこまで行くプロセスを見ているのだろうか?苦しみ、悲しみ、辛さ、努力、鍛錬を見ているのだろうか?
殆どは見ていないだろう

まずはそっくりそのままマネる

 

【準備】
〜計画の段階〜

まずは分析です。
「マネーボール」というハリウッドの映画があるのですが、みなさんご存知ですか?
データ分析や統計を使って金持ち球団のヤンキースに、アスレチックスというお金がないチームが
どう対応していくか、という実話を元にした映画です。

お金がないので他の人が見ていない出塁率や投手に多く球を投げさせる人を集めて
ヤンキースに勝っていくという物語です。

テクニカル分析とはまた別に、FXの分析をしているだろうか?

FXで勝つ要素、何が必要で何が必要でないのか?
本当に結果に影響するものななんなのか?

 

 

〜計画〜

優秀な先生は計画に90%〜80%使い、練習に10%〜20%使うそうです。
普通の先生はその逆です。
ちなみに私は昔、毎日30分の計画を立てる時間を取りなさいと言われました。
最初はなんの意味があるのか?とやってこなかったんですが、
8年くらい経ってようやくその重要性がわかって取り入れるようになりました。

トレードする前に計画を立てている人がどれくらいいるでしょうか?

 

計画を立てる時に重要なことが
3つあります。

80対20の法則
最も結果に影響する20%に集中すること。
習得への情熱でも書いてあったのですが、全てを良くなろうとすることよりも、
一つのことに飛び抜けた方が結果に大きく影響します。

「2:8の法則」↓
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優秀な先生と普通の先生を比べれば、どちらとも弱点はありますが、
優秀な先生はそれを補って上回るほどの強みを持っている。

 

一口サイズにする
外科手術を例にすると、
外科手術をできるようになるには複雑なことがたくさんあると思うのですが、
まずは縫合ができるようにそればかり練習するそうです。

とにかく複雑にしないでシンプルに単純にして練習する。
子供に靴紐を教えるときも、一気に教えてもできませんよね。
最初は左手で紐を持って、輪っか作って、と1個1個教えて最後に流れでできるようにしますよね。

 

目的ではなく目標
20メートルのパスができるように練習するときも、
練習することが目的になってしまったら上達しない。
20メートルのパスを10回中8回できるようにするなど、
目標にすることで上達できるようになります。

 

また例えるとサッカーアメリカ23歳以下の代表は、
ボールを取られたら6秒以内に取り戻すという目標を立てているそうです。

 

1万時間の法則というものがあるのですが、
チンタラ5時間練習するよりも2時間集中して練習したほうが成果があります。

時間も大事だが質の方がもっと重要です。

 

成功を体感できるようにする
難しすぎても、負け続けても挫折するし、簡単すぎても上達しません。

100キロのボールしか打てないバッターが150キロで練習しても
当てるだけになってしまいフォームが悪くなるだけですよね。

段階的に難易度を上げていくのがコツです。

FXでも、億を最終的に目指すとしても、最初は小さなロットでやりましょう。
複数時間足でトレードしたり、逆張りも順張りもしたいと思いますが、最初は一つのことだけで良いです。

 

そして大事なのが、
無意識にできるようにすること。

無意識にできるようになると、空いた意識でもっと高次なものに使えるようになります。

そのためには反復練習が必要です。

反復練習というとマイナスなイメージが尽きませんか?
アメリカでは反復練習で殺すという言葉があって、
反復練習は創造性を殺すということらしいです。

ですが、そんなこと全くないです。
1日のうちで一番アイディアが浮かぶ時はどんな時か?

歯を磨いている時、シャワーを浴びている時、車を運転している時など、
日常で無意識にできている時です。

無意識にできるようになると、他のところに集中できるので時間がゆっくりになる感覚があります。
いわゆるゾーンと言われているものです。

無意識にできているので、意識を相手の息遣いや目の動き、
サッカーだったら空いたスペースや相手の動きや指示に意識が使えるので、
その分相手選手より時間がゆっくり流れるように感じるのです。

とにかくFXでの売買判断が無意識にできるようにフォレックステスターで練習することが大事です。

売買判断の時に考えているようじゃまだまだ練習が足りないということです。
売買判断が無意識にできるようなれば、感情や資金管理、ルールを守ることに意識が使えます。

そしてそれも無意識にできるようになれば、もっと高次な創造性に意識が使えるというわけです。

そのためには反復練習。
フォレックステスターが必須ということ。

反復練習の反対が実戦練習です。
サッカーに例えると
11対11の練習は殆ど自分はボールと関わりがないので、スキル習得の面からすると時間の無駄です。

実戦練習は、反復練習と比べて楽だし、楽しいし、逃げがちですが、
最終準備と評価以外には使いません。

 

 

次に本番に近づける
一口サイズで練習したものを統合しないと本番では使えないので統合して、
流れで繋がりで練習しましょう。

そして環境も大事です。
試験会場で勉強した方が試験の結果が良いというデータが出ているように、
日々の練習や勉強はより本番に近い環境ですることが効果的らしいです。

FXでもトレードの時にうるさい環境でやらないといけないのに静かな環境で練習してもあまり意味がない

お子さんがいたりご家族がいる環境でトレードする、テレビがつけっぱなしなら
その環境で練習する

そもそも、散らかってるうるさい環境でトレードしてはいけないが

静かなきれない環境で練習して、静かな綺麗な環境でトレードするのがベストだ

 

 

失敗できる文化を
金メダリストは一番難易度の高い練習をしているから一番ミスをしているらしいです。

例えば、伸び悩んでいたスキーのプレーヤーはミスするのを許した途端、一気に上達したらしいです。

また、タイピングでもある一定のところでスピードが伸びなくなるが、
ミスしても10%20%早く打つことを心がければ早くなります。

ミスや失敗を許すことが大切です。

 

 

 

そしてフィードバック
コーチや先生がいない限りフィードバックは受けられませんが、
トレード日記をつけていれば、誰でも自分でフィードバックできます。

そもそもトレード日記もつけないでトレードをやるのは意味がないです。

 

フィードバックで大事なのが、
問題ではなく解決策。
批評ではなく正しい方法。

例えばトレード日記に問題だけ書く人がいます。(昔の私もそう)
「エントリーが早かった、次から気をつける。」

こんなトレード日記は意味がないのです。

何故エントリーが早かったのか?
前のトレードで負けて取り返したいと思いルール違反したのか?
解決策は、日常でも長期的に判断できず短絡的に反応してしまうのでそこを治す等
人間関係でも1回のやり取りでフェアでありたいと思うのではなく、長期的な目線で反応しない。
とか

メカニズムとアクションアイテムを記録しなければ意味がありません。

そして大事なのが、
フィードバックのループは短くすること。

例えばサッカーのシュート練習で、
コーチに指摘された後、一番最後の列に並んで次にシュート練習したとする。
しかし、すでに脳と筋肉が指摘された内容を忘れてしまっているので、
フィードバックをもらったらすぐに正しいフォームやり方で上書きする。

すぐに修正しないと意味がないのです。

FXで間違うとルール違反を混同しないようにしましょう。
間違っても良いがルール違反は1回でもしたらいけません。

 

 

そしてフォローアップ
例えば、
ある会社の離職率が酷かったので、その会社は離職率を改善することに力を入れた。
そしてマネージャーを研修に行かせて、手応えを掴み新しく学んだことで離職率の改善に試みたが
数日したら旧来のやり方に戻ってしまい、結局離職率は変わらなかった。

 

これは、リーダーやマネージャーの上の立場の人がフォローアップしてなかったのが原因です。

フォローアップで大事なのは、

 

まずは観察です。
観察しないとできているか分かりませんよね。

観察するにはチェックリストを作ると良いです。

FXでもチェックリストを作っていますでしょうか?
トレードする前のチェックリストとしましては
寝不足ではないか?
感情的なことはなかったか?など

一つでもクリアできなかったらその日はトレードしない、どんなチャンスがあってもしない。

損切りして、取り返そうとして痛い目によく合うトレーダーであれば
損切りして30分はパソコンを閉じるなど。

 

そして計測
計測では
1 本番でできているか確認する
2 正しい練習ができているか確認する

この5つ(手本、準備、練習、フィードバック、フォローアップ)
全てやって正しい練習ということになります。
これ以外は単なる暇潰しの、悪い習慣をつけるだけです。

 

かのアリストテレスも言っていましたが、
「人格というのは繰り返される行動の総和だ、したがって優秀さは一つの行動ではなく習慣である」

そして
「人は正しい行動によって正しい人になり、節度ある行動によって節度ある人になり、
勇敢な行動によって勇敢な人になれる」

とも言っていました。

 

単純ですよね?やってみましょう。

 

「練習の法則 42のルール」への2件のフィードバック

  1. 具体的な自分の解決策ができました。
    負けると取り戻したくなり、つい感情的にロッを多くかけてしまったり、ナンピンをしてしまいます。指標の値動きで多く取り返そうともしてしまいます。
    ルールは一度でも破ると絶対次もやらかします。
    負けたら30分はパソコンを閉じ、黙想するとか、決めたいと思いました。

    1. コメントいただきありがとうございます。
      解決策ができてよかったです、ぜひ本も読んでみてください、面白いですよ

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